はじめに
どうも大学生ブロガーのマッピンです。
今回は自転車一人旅の経験を活かして、自転車を電車に載せる方法について紹介したいと思います。
あまり知られていませんが、自転車はしっかりとした準備をすれば新幹線にだって載せることができるのです。
この記事を参考に自転車で旅に出る人が一人でも増えると嬉しいです。
この記事はクロスバイクを電車に載せる方法について紹介しています。
ママチャリなどの分解ができない自転車には対応していません。
自転車を電車に載せる方法
自転車を電車に載せる方法はとても簡単です。
流れとしては
➀自転車を分解する
②輪行袋に入れる
③駅まで持ち運ぶ
④電車に載せる
⑤電車から降ろし、組み立てる
たったこれだけです。
➀自転車を分解する
自転車を分解するといっても前輪と後輪を外し、フレームとタイヤをひもで括り付けてコンパクトにするだけです。
また今時の自転車はレバーを動かすだけで簡単にタイヤを外せるタイプのものが多いので、専門の器具なども必要無く、手だけでとても簡単に分解することができます。
分解前の自転車が上記の写真で
解体してコンパクトにするとこんな感じになります。
自転車の分解では本当はギアを保護するエンド金具という物が必要になるのですが、今回の分解ではエンド金具が品切れだったためエンド金具をつけずに分解、持ち運びをしました。
エンド金具がないと持ち運びの際、自転車を損傷してしまう可能性が高まるので、自転車を分解する際は必ずエンド金具をつけるようにしましょう。
②輪行袋に入れる

そしてコンパクトにした自転車を輪行袋という自転車専用の袋に積み込みます。
この積み込み作業、思ったよりも輪行袋のサイズが小さくすごく大変でした。
そのため自転車屋さんのスタッフと協力して頑張って袋に積み込みました。
③駅まで持ち運ぶ

解体して袋詰めができたら、後は駅まで運ぶだけです。
輪行袋には持ち運び用の紐がついていて、この紐を自転車に括り付けることで持ち運びが容易になります。
ですがこの持ち運びが思った以上に大変でした。
重さは10㎏ほどでそこそこ重く、しかもフレームが何か所か尖っているため担いで運ぼうとするとどうしてもフレームのどこかが身体に刺さりとても痛かったです。
また今回は自転車屋さんで解体してもらったため、駅まで約1㎞ほど歩く必要がありめちゃくちゃ大変でした。
④電車に載せる

また電車に載せるのも一苦労でした。
第一の関門が改札口です。
この改札、自転車を運んだ状態だととても通りづらく、また利用者も多いため、もし詰まってしまったら多くの人に迷惑をかけることになります。
そのため、僕は絶対に詰まらないように自転車を持ち上げてこの改札を通ろうとしました。
しかしその際、無理に自転車を持ち上げたため肩を痛める結果に・・・
そして通った後に気づいたのですが、改札の中には幅の広いタイプがあり自転車を運ぶ僕でも楽々通れるところがありました。
なぜ気づかなかったのか、肩を痛めた僕は非常に気分が落ち込みました。
そのため、皆さんは僕のようにならないためにも人が少ないタイミングを見計らってから車いすでも通れる大きい改札を通ることをおススメします。
また電車に自転車を積み込んだ後も色々大変でした。
今回僕は新幹線に乗ったのですが、自転車をどこに置けば良いか分からず座席の隣の通路に置いていました。
しかしこの判断が間違っていた。
新幹線は旅行者が多いため、多くの利用者がスーツケースを持っています。
そのため、人が通るたびに自分の自転車にスーツケースが引っ掛かってしまうのです。
そのたびに僕は気まずい思いをしました。
また車内販売のカートも僕の自転車があるせいで通れず迷惑をかけることに・・・
最終的に、通路に自転車を置くとどうしても邪魔になるため、トイレなどがある連結部分のスペースに自転車を置くことに落ち着きました。
また今回自由席を利用したのも失敗の1つでしたね。
たまたま席が空いていたからよかったのですが、正直自転車をもった状態で席を探すのは一苦労です。
また自由席だと自転車の置き場にも困ります。
そのため新幹線を利用するときは指定席を選びましょう。
一番後ろの座席を指定すれば自転車を置く十分なスペースを確保できますし、何より座る場所が確保できます。
少しお金はかかりますが、その分苦労も減るはずです。
⑤電車から降ろし、組み立てる
最後は電車から降ろして邪魔にならない場所に移動し、自転車を袋から出して組み立てるだけです。
しかしこの組み立て作業、初心者にとってはとてもハードルが高い!!
僕自身、分解の方法を自転車屋さんで一通り教わったため頭でやり方は理解しており、
分解と反対の作業をすればよいと甘く考えていたのですが、いざやってみるとブレーキの直し方や、チェーンの噛ませ方など分からないことだらけ
結局組み立てられずにタイヤだけ取り付け自転車を押して帰りました。
自転車の組み立ての経験が無い方は無理に組み立てようとせず最寄りのサイクルショップに組み立てをお願いすることをおススメします。
最後に
正直やってみて思ったのですが、自転車を電車に載せるために、解体して、輪行袋に積み込み、最後に再び組み立てる。
この作業は初心者にとってとても難しいです。
自転車初心者の僕が実際やってみて実感しました。
そのため自転車初心者の方は無理に全部自分でやろうとするのではなく、最寄りのサイクルショップに自転車を持ち込み解体から袋詰めをお願いすることをおススメします。
その際に自転車解体の方法や手順を詳しく学べば大丈夫です。
一度やり方を学んで実践すれば、すぐにマスターできると思います。
また今回僕がこういった分解や組み立てをお願いしたのが、全国展開するサイクルショップ「サイクルベースあさひ」さんです。
無料で分解、組み立て、自転車整備まで行ってくれるのでとてもおススメです。
僕のクロスバイクもここで買いました。
自転車で何か困ったことがあればぜひ利用してみてください。
サイクルベースあさひ 総合サイト