「Kindleって何?」
と聞かれたら、なんて答えますか?
「電子書籍を読むための機械」
「電子書籍が読めるサービス」
「Amazonが売っている商品」
おそらく上記のような、回答をすると思います。
では正解はどれなのか
実は、全部正解です。
「Kindle」とはAmazonが行っているサービスで、電子書籍を扱うコンテンツとそれを読む専用の機械のことを指しています。
一つの名称で複数の意味を持つため、なんだか複雑に感じますよね
そこで本記事では複数の意味を持つ「Kindle」について解説しつつ、このサービスを使うメリットデメリットを紹介していきます。
目次
「Kindle」とは
「Kindle」は、大きく分けると下記の2つの意味を持ちます。
・Amazonが販売する電子書籍リーダーの商品名
・電子書籍のコンテンツを配信するサービス名
ではそれぞれ解説していきますね。
電子書籍リーダー「 Kindle」
こちらの「Kindle」は読書のための専用端末です。
Amazon アマゾン Kindle 電子書籍リーダー B07FQ473ZZ
見た目はタブレットですが、本のデータをダウンロードするための最低限の通信機能しか搭載していないので
Eメールやプッシュ通知が来ることが無く、読書に没頭することができます。
また画面の光が、直接目を照らさないフロントライト方式であるため目に優しく、長時間の読書でも目が疲れません。
その他にも従来のタブレットと比べると薄くて軽く、また一度の充電で数週間バッテリーが持つなど
まさに読書をするためだけの機械となっています。
またストレージも4GBあるので、一般的な書籍なら約数千冊をダウンロードし管理することもできます。
この機械を持った人は、もはや歩く図書館です。
電子書籍コンテンツ配信サービス 「Kindle」
もう一つの「Kindle」はパソコンやスマートフォン、タブレットで読書が楽しめるコンテンツ配信サービスのことです。
Amazonが行っているサービスであり、最新のベストセラーや和書、コミック、洋書など、320万冊以上の様々なジャンルの電子書籍を扱っています。
また端末同期機能があるので、複数の端末で読書の進捗やブックマークなどを共有することができ、どの端末で読んでいてもすぐに続きを読み始めることができます。
ではここからサービスを使うメリットとデメリットについて紹介していきますね。
「Kindle」のサービスを使うメリット
「Kindle」のサービスを使うメリットは3つあります。
・本を持ち運ぶ必要が無い
・割引で本を購入できる
・プライム会員なら数百冊が無料で読める
本を持ち運ぶ必要が無い
「Kindle」アプリを使えば、スマートフォンやタブレットから簡単に本を読むことができます。
そのため本を持ち歩く必要がありません。
また読みたいと思った時にいつでも本を読むことができるので、電車の中やバスでの移動中などの暇な時間に、好きな本を開くことができます。
実物の本の場合だといちいち持ち運んで荷物がかさばったり、
読みたい本が何冊もある場合はその中から1,2冊選んで持ち運ぶ必要があったりしましたが、
このサービスを使えば、その面倒な手間を全て省くことができるのでとっても便利です。
割引で本を購入できる
Amazonで本を購入する際、単行本よりもKindle版の方が10%〜70%安く販売されています。
「メモの魔力」は単行本で買うと1540円ですが、Kindle版は約70%offの439円で購入できました。(2020年2月現在)

そのため本を購入する時は、Kindle版を買った方が圧倒的にお得です。
またKindleは日替わりセール、月替りセールを行っており、本を定期的に安売りしています。
少しでも安く本を買いたい方は、こまめにKindleのセールをチェックすると良いでしょう。
プライム会員なら数百冊が無料で読める
Amazonプライム会員なら、特典でKindleの本が数百冊無料で読むことができます。
しかし正直、無料対象の本が和洋書含めて数百冊しかないため、読みたい本が無い可能性の方が高いです。
そのため「Kindle」でたくさんの本を読みたい方は、月額980円で12万冊以上の本が読み放題となる「Kindle Unlimited」をオススメします。
詳しくは下記の記事で紹介しているので、ご覧ください

「Kindle」のサービスを使うデメリット
「Kindle」のサービスを使うデメリットは3つあります。
・目が疲れる(電子書籍リーダーの方を使えば目が疲れない)
・単行本のように、読みたいページへとパラパラめくることができない
目が疲れる
スマートフォンやタブレットで電子書籍を読んでいると、どうしても目が疲れます。
そのため、電子書籍で長時間の読書はきついです。
実際使ってみると紙の本と比べて、やっぱり目の疲労感が違います。
しかし、この問題を解決するのが電子書籍リーダーの「Kindle」です。
Amazon アマゾン Kindle 電子書籍リーダー B07FQ473ZZ
画面の光が直接目に届くスマホやタブレットとは違い、フロントライト方式を採用しているため、
光の反射によって画面全体を照らす仕組みとなっており、光が直接目に届かず、目に優しいです。
電子書籍を読んで目が疲れやすい方は、電子書籍リーダー「Kindle」の購入をオススメします。
単行本のように、読みたいページへパラパラめくることができない
もう一つのデメリットは、電子書籍だと単行本のように読みたいページまでパラパラと本をめくり、一気に読み飛ばすことができないことです。
そのため、読みたい場面を見つけるために一枚一枚画面をスクロールして見つける必要があります。
これが非常に不便です。
そのため僕は
じっくりと全てのページを読みたい本はKindleで買い
マンガや小説など、ふと読み返したくなる場面がある本は単行本で買う
というように電子書籍と単行本を使い分けるようにしています。
単行本には単行本の良さが、電子書籍には電子書籍の良さがありますからね。
まとめ
「Kindle」は使いこなすことができればとても便利でお得なサービスです。
・本を持ち運ぶ必要が無い
・割引で本を購入できる
・プライム会員なら数百冊が無料で読める
ぜひ使いこなして、快適な読書生活を送ってください!