大学生

「メモの魔力」自己分析したい大学生、就活生にオススメの一冊です

 

「何をしたらいいのか分からない」

「やりたいことが見つからない」

そんな悩みを持ち、将来に漠然とした不安を持っていませんか?

 

そんなあなたにオススメするのがこちらの本。

「メモの魔力」です。

この本には、「メモを通して得られる力」とそれに伴う「自分の軸を見つける自己分析の方法」について書かれています。

本記事では、この本の紹介と共にメモのもたらす力について解説していきます。

メモの魔力の内容

本書は1〜5章までの全5章で構成されており、それぞれ「メモをとる」ことによってもたらされるメリットについて段階的に紹介しています。

そのため1章から5章まで、順番に読むことがオススメです。

第一章 メモで日常をアイデアに変える

第二章 メモで思考を深める

第三章 メモで自分を知る

第四章 メモで夢をかなえる

第五章 メモは生き方である

第一章 メモで日常をアイデアに変える

第一章では、「メモの価値や具体的なとり方」について紹介しています。

 

メモは「記録のためのメモ」と「知的生産のためのメモ」の2種類が存在します。

そのうち、本書で重要視されているのは「知的生産のためのメモ」です。

今の時代パソコン(機械)やAIの発達などにより、物事の効率化が進んでいます。

そのため頭を使わない仕事や作業などは代替可能になり、時間を割く必要がなくなってきました。

そしてこれからの時代は、人間にしか生み出すことができない価値(代替不可能なもの)が重要になってきます。

そこで「メモ」の登場です。

メモをとることによって下記の5つのスキルが鍛えられます。

メモによって鍛えられる5つのスキル

・アイデアを生み出せるようになる(知的生産性の向上)

・情報を「素通り」しなくなる(情報獲得の伝導率向上)

・相手の「より深い話」を聞き出せる(傾聴能力の向上)

・話の骨組みがわかるようになる(構造化能力の向上)

・曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる(言語化能力の向上)

この5つのスキルを鍛えることができれば、個人の想像力(知的生産)が必要となるこれからの時代を生きていく上で、周りの人に一歩差をつけることができます。

マッピン
マッピン
この章では「前田流メモのとり方」も詳しく紹介されていたよ。気になる方はぜひ本書を手にとってみてね!

第二章 メモで思考を深める

第二章では、「メモの中核を成す『抽象化』の方法」について紹介しています。

「抽象化」とは物事の本質を考えることであり、前田流メモ術の根幹となっています。

 

では抽象化とは一体何なのか、「人間」を例に説明します。

人間は顔や性別、身長や人種など、一人一人が違う特徴を持っていますが、みんなひとまとまりに「人間」と呼びますよね。

これが抽象化です。

そしてこの「抽象化」をマスターすることができれば、具体的な事象から本質を抽出し、別のことに応用することができます。

 

では抽象化するためには、どのように頭を使えば良いのでしょうか?

その方法が下記の抽象化を身につけるための3つのステップです。

抽象化思考を身につけるための3つのステップ

① 具体情報を正確に受け取る

② ①から「他に転用可能な」要素(気づき、背景・法則・特徴など)を抽出

③ ②をさらに別の何か具体的なものに転用

簡潔にまとめると

「具体→抽象化→転用」の流れです。

実際にこの「抽象化」の流れを、人を例に実践してみます。

例)人

具体:人は年代や性別によって食べ物の好き嫌いの傾向が異なり、近年では若い女性を中心にタピオカが人気である。

抽象化:年代によって食べ物の好みが異なる

転用:食べ物をプレゼントする時は、贈る人の年代に応じてプレゼントを変えるべき

このように抽象化を行うことで具体的な事象の本質を考えることができます。

そしてその本質を、転用の際に「他の具体に活かせないか」と考えることで自分の思考を深めることができるのです。

 

第三章 メモで自分を知る

第三章では、「抽象化スキルを生かした自己分析の方法」について紹介しています。

メモをとることを通して学んだ「具体・抽象・転用」のスキルを生かして自己分析を行うのがこの章の目的です。

 

では、なぜ自己分析をする必要があるのか?

それは、自分が本当にやりたいこと

倒したい敵や解くべき課題などのゴールを明確にするためです。

明確なゴールがなければ、せっかく「抽象化スキル」を持っていても生かすことができません。

「自分は本当は何がやりたいのか」

「将来どうなりたいのか」

ゴールを知るためにメモを通して、まずは自分を知りましょう。

 

ではここから、抽象化スキルを生かした自己分析の方法について解説します。

自己分析の方法はザックリまとめると下記の2つです。

抽象化スキルを生かした自己分析の方法

①自分の意識に目を向ける

②Whyで深堀する

ではどうやれば良いのか?

実際に僕が例として、自己分析の質問としてメジャーな

「あなたの長所は何か?」

というお題で自己分析をしてみます。

 

この問に対する僕の答えは

「辛抱強いこと」です。

ここでさらに一歩踏み込み、どんな辛抱強さなのかを具体化していきます。

「大学受験期に毎日8時間近く勉強した。」

「毎朝5時に起きていた。」

「その生活を1年近く続けた。」

この具体化が①の作業です。

 

そして、さらにここから「なぜ?」を向けて深堀し、抽象化していきます。

次の問は「なぜここまで頑張るのか?」というお題にしてみました。

そして抽象度を上げて考えていくと、最後に

「周りの人間を見返したいという復讐心」

という答えに僕は辿り着きました。

 

この「復讐心」の原体験は下記の通りです。

小中学生の時は地頭が良かったため、大した努力をしなくても学年の上位にいることができた。

しかし高校に入ると立場は一転。

総じて周りの学力レベルが上がったため「成績が低い」とばかにされる立場に。

今まで学力でばかにされた経験はなかったため、悔しくて仕方がなかった。

その憂いを晴らそうと大学受験を気に心機一転。

「成績で勝って、あいつらを見返してやろう」

その一心で勉強にひたすら取り組んだ。

この体験が自らの「辛抱強さ」の原点であることがわかりました。

そしてこの「あいつらを見返したい」という気持ちが今でも、心の中でふつふつと燃えたぎり、今でも勉強や挑戦のモチベーションとなっています。

つまり、僕の中のゴールは

「圧倒的な成果を出して、過去の友人を見返すこと」

だと自己分析を通じて知ることができたのです。

 

第四章 メモで夢をかなえる

第四章では、「自己分析で気づいた夢を叶えるための方法」について紹介しています。

実際に夢をメモに書き出して現実になる理由は下記の2つです。

・マインドシェア

紙に夢を書いた時点で潜在意識に刷り込まれ、夢の実現に向けての思考を深めることができる。

・言霊の力

他者に自分の夢を伝えることで、その他者が仲間やサポーターとなり、自分を夢へ導いてくれる。

 

また本章では夢に近くために具体的なメモのとりかたについても紹介しています。

ざっくり説明すると下記の通り

夢をかなえるための具体的な行動

①まず考えられる夢を全て書き出す。

②それらの夢に優先度と優先順位をつける

③ストーリーを周囲の人に伝える

④「自分」とアポをとり夢に向き合う時間を作る

夢をかなえたければまず、自分の夢をメモに書き出しましょう。

そしてその夢に向かって着実に行動することができれば、きっとあなたの夢は叶うはずです。

 

第五章 メモは生き方である

第五章では、「メモは生き方である」という前田さんの哲学について紹介しています。

『メモの本質は「ノウハウ」ではなく「姿勢」である』

本書で前田さんはこう仰っていました。

メモをとる上で重要なことは、「とにかくメモをとり続ける」こと

どんな内容のメモでも構いません。

初めはとにかく些細なことでもメモをとり、「メモを取り続ける姿勢」を保つことが重要なのです。

 

しかし、ほとんどの人はこの「継続」ができずに挫折してしまいます。

ではメモを継続するためにはどうすればいいのか

メモを努力から習慣に変える必要があります。

しかしこの習慣化が難しい。

ほとんどの人は挫折するでしょう。

ですが一度習慣化してしまえばそれが当たり前になり、努力せずともメモがとれるようになります。

習慣になるまでとにかく、ひたすらメモをとりましょう。

 

そしてメモを習慣化することができれば、あともう一歩、

メモの内容から自分の考えを、知的生産を行うのです。

そうすることによって物事の本質を見抜く力が身に付き、あなたの人生は良い方向に向かうと思います。

 

僕が「メモの魔力」を読んで得たメリット

僕が本書を読んで得たメリットは下記の3つです。

・メモのとり方がわかった。

・メモをすることで思考整理ができた。

・メモを通して自己分析ができた。

僕はこれまで、ただただメモを取っていました。

第1章で紹介した「記録のためのメモ」ですね。

しかし本書を読むことで「知的生産のためのメモ」のとり方を学び、メモから新たな着想やアイデアを得ることができるようになりました。

そして些細なことからアイデアを得られるようになり、毎日が印象的になったと感じています。

 

また、メモは「知的生産」だけでなく自分の頭の中の思考を整理することにも役立ちます。

頭の中にあるごちゃごちゃを紙に書き出すだけでも全然違ってくるのです。

僕自身メモに「やること」を書き出し管理することで、頭のなかでタスク管理をする必要がなくなり、頭の中がスッキリしました。

その結果、要領が良くなり学校の成績も上がりました。

 

そして最後に自己分析をすることで自分の本質を知り、自分の根底にあるもの、自分の行動原理に気づくことができました。

そして、そこから自分の目指すゴールが明確になり

「何のために行動するのか」

その理由をはっきりさせることができました。

 

メモをとることは思考整理にも、自己分析にも繋がり良いことづくしです。

本書を読むことで「メモの魔力」に取り憑かれました。

まとめ

メモの魔力は自己分析をしたい人、特に就活生にオススメの本です。

ぜひ本書を読んでメモの魔力を手に入れるとともに、自分自身についてもしっかり理解してみてはどうでしょうか?

自分の根幹が理解できると、その先の人生が変わると思います。