目次
はじめに
どうも大学生ブロガーのマッピンです。
昨年僕の大学でカンニングが見つかりました。
それも別々の学科で2人もです。
さらにその2人とも知り合いだったので詳しくその事情を知ることができました。
その結果、面白いことがわかりました。
どちらも同じようにカンニングしたにも関わらず、その後の大学側の対応が異なっていたのです。
そこでこの経験を活かし、大学でカンニングがばれたらどうなるのか紹介したいと思います。
カンニングがばれるとどうなる?
結論から言うと、カンニングがばれるとその学期で履修していた単位をすべて落とすことになります。
具体的にいうと、前期に22単位分の授業を履修していた場合その22単位すべての単位が落とされるということです。
そのため必修科目も落単となってしまい、来年また受けなおす必要が出ます。
その結果、留年となってしまうのです。
なぜカンニングしたのか
カンニングした2人をそれぞれAさん、Bさんと呼ぶことにします。
Aさんの場合
カンニングがばれた授業の試験問題が、実は毎年まったく同じ内容でした。
そのため先輩から過去問をいただきその解答を暗記することができれば簡単に高得点を取ることができる
いわゆる「楽単」と呼ばれる授業だったのです。
しかしAさんはあろうことが、その暗記さえもめんどくさく感じました。
そして過去問の解答をそのままカンペとして試験会場に持ち込み、その解答を見ながら問題を解いていたそうです。
Bさんの場合
Bさんの場合、テスト前日まで課題が山積みで勉強する時間もなく、さらにテスト当日も3つほど別々のテストがある過酷な状況でした。
そのためBさんは限られた試験勉強の時間を2つのテスト勉強に絞り、残り1つの試験はカンペを持ち込むことでやり過ごそうとしたそうです。
なぜカンニングがばれたのか
2人とも試験の最中にカンペを見ていることが試験官に見つかって発覚しました。
その後2人の処遇
Aさん
Aさんの場合、上記の通りその学期に履修していた単位すべてが取り消されました。
さらにその時Aさんは1年生だったため、その中に必修科目も多く含まれておりストレートでの進級は実質不可能になりました。
そのためおそらく大学側の救済がない限り留年することは間違いないと思います。
Bさん
Bさんの場合は面白いことに処遇がAさんとは異なりました。
なんとBさんは留年を免れたのです。
結果としてはカンニングがばれた授業のみ「落単」となり、そのほかの履修していた科目の単位は取り消されませんでした。
その背景には推測ですが、試験官であった学科の教授がその時期の生徒たちの過酷さを知っていたため、救済措置として上記のような処遇にしたと考えられます。
またもう一つの要因としては「大学側が留年者を出したくなかったから」とも考えられます。
うわさでは、落単者が出た場合教授側が何かと手続きをする必要があるらしく、それらが面倒だったためこういった処置にしたとも考えられます。
カンニング事件が起きた後の変化
カンニング事件の後、それぞれ変化がありました。
Aさんの場合
Aさんがカンニングした試験の問題が毎年同じだったものから変更となり、次の学年からは試験問題と解答が変わることになりました。
そのためきちんと勉強をしないと単位が取れない授業となり、それに加えもともと難しい分野の問題であるため一気に難易度が跳ね上がりました。
その結果
「やってくれたな、あの先輩」
とAさんは下級生に文句を言われる始末となったのです。
きっと来年Aさんは、その下級生たちと一緒に難しくなった試験を受けるはずですからもう踏んだり蹴ったりでしょう。
まあ自業自得ですが
Bさんの場合
来年からはテストの日程が変更になりました。
そのため一日に3科目だったものが2科目に減り、生徒の負担も減る良い結果となりました。
カンニングが良い影響を及ぼすとは思いもよりませんでしたね。
まとめ
カンニングをするとほとんどの場合、その学期の単位すべてを落とす結果となるので留年となります。
そのため絶対にカンニングはしないでください。
しかし場合によっては例外もあります。
ですが大学生の皆さんはきちんと勉強して試験に臨むようにしましょう。
